管理人 Site Admin
登録日: 2008.01.20 記事: 2533
|
日時: Wed Sep 30, 2015 5:15 pm 記事の件名: スイフヨウ、酔うように移ろう色 京都・大乗寺で見頃 |
|
|
一日のうちに色を変えるスイフヨウ(酔芙蓉)が、京都市山科区の大乗寺で見頃を迎えている。栽培を始めて20年となり、赤く染まっていく様子を見ようと、多くの参拝者が訪れている。
スイフヨウは、朝に開いた真っ白な花が、午後にピンク、夕方には赤へと変化することから、酒に酔うと変わる人の顔色のようだと、名付けられたという。今年は夏に雨が多かったため、開花が例年より約1週間遅い。
1995年に、同寺で開く詩吟教室の生徒が、「花の寺にしてみては」と100株を寄贈したのがきっかけ。以来、同寺が挿し木で増やし、約1500株になった。
現在一人で世話をする岡澤妙宣副住職(83)は「手間がかかるが、多くの人に見に来てもらうことがうれしい。青虫が葉を食べるので『成仏して下さい』と言いながら取っている」とほほ笑む。見頃は10月中旬まで。 |
|