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登録日: 2008.01.20 記事: 2542
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日時: Sun Sep 06, 2015 7:50 am 記事の件名: 琳派の祖・光悦の名碗ずらり 京都で特別展 |
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琳派の祖とされる本阿弥光悦の趣をたどる特別展「光悦ふり 光悦名碗と様式の展開」(京都新聞など主催)が5日、京都市上京区の樂美術館で始まった。光悦の代表作に加え、「光悦らしさ」を感じさせる名碗、計35点を展示している。琳派400年記念として開いた。書や漆工芸など多彩な芸術作品を残した光悦は、作陶においても個性的で自由奔放な樂茶碗を手がけ、ゆかりの深い樂家歴代をはじめ、後世の作陶家にも影響を与えた。
ゆったりと膨らんだ赤樂茶碗「文億」や白い釉薬(ゆうやく)がむらむらと浮かぶ黒樂茶碗「東」など、茶碗のさまざまな姿を追った光悦の逸品が並ぶ。丁寧な写しとともに、姿や作風が重なって映る歴代や川喜田半泥子らの作品がそろい、訪れた人たちは一碗一碗を確かめるように見つめていた。12月23日まで、月曜休館(休日は開館)、展示替えあり。有料。 |
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