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　京の花街、宮川町の住民らでつくる宮川町地域振興会（京都市東山区）は２２日、今年の「宮川町夏祭り」の概要を発表した。昨年開催して好評だったビアガーデンの期間を７月１５日〜８月１５日の１カ月間に延長、半月早めて開始する。

　宮川町では１９７０年代まで行ってきたビアガーデンを昨年８月１〜１５日、歌舞練場隣にテントを張った特設会場で復活させた。連日満員で人気があったため、今年は期間を延ばし、席数は約６０人分から９６人分に増設する。芸舞妓４人がもてなし、ビールや近くの飲食店が提供する日替わりのオードブル料理が楽しめる。ステージもあり、芸舞妓の舞踊を鑑賞できる。

　料金は４品の料理付きで飲み放題５千円。午後６〜７時半と同８時〜９時半の予約制で入れ替える。期間中の夜間、宮川筋を１７０基の灯籠でライトアップする「街の灯（あか）り」も催す。ビアガーデンの予約は宮川町お茶屋組合ＴＥＬ０７５（５６１）１１５１。