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厳選の300本、造形美を堪能 茶杓作家・利田竹芯さんが個展

 
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登録日: 2008.01.20
記事: 2492

記事日時: Mon Apr 06, 2015 3:56 pm    記事の件名: 厳選の300本、造形美を堪能 茶杓作家・利田竹芯さんが個展 引用付きで返信

 竹工芸の「京の名工」で、30年以上茶杓(ちゃしゃく)削りに打ち込んできた茶杓作家の利田竹芯(かがたちくしん)さん(76)=京都市下京区=が、自作の300本を展示する個展を18、19日、大阪市都島区の藤田美術館で開く。竹の美しさと茶杓づくりの面白さに魅了されて削り続けているといい、「茶杓を削る楽しさが多くの人に伝われば」と話している。

 利田さんは、1978年に茶杓削りの名人として知られた茶道家小森松菴さんと出会ったのを機に茶杓の魅力に引き込まれた。家業が銘竹問屋だったことから数々の銘竹とも巡り合い、日々研さんを重ねてきたという。

 今まで1万本以上削ってきたもののうち、自身が満足のゆくできばえだった400〜500本のみ手元に残している。今回はその中から厳選した作品を並べる。

 出品するのは造形美を堪能できる名品ばかり。120年に1回、真竹が枯れる時にしか現れないまだら模様の入った「しみ竹」にごま状の粒が入った「時雨竹」を削った作品は、まだら模様を雲に見立てて「祥雲」との銘に。草ぶき屋根の構造材として使われた「煤(すす)竹」を使った茶杓は、縄でくくられていた部分の白さを夜明けの光に見立て、「暁光」と名付けた。

 年月がたつにつれて竹本来の美しさも出てくるといい、利田さんは「竹の美しさに引かれてここまできた。私の分身のような作品を見てほしい」と話している。

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