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　京都市伏見区横大路にある市南部クリーンセンターが、アジサイの新名所として注目を集めている。「アジサイ小径（こみち）」と名付けた歩道沿いに赤や白、青などカラフルな約１万８千株が植えられ、見頃を迎えている。

　アジサイ小径は２０１９年、市の環境学習施設「さすてな京都」開設に合わせて整備された。センター内の歩道約３００メートルに沿ってセイヨウアジサイやアナベルなど８種類が植えられている。入場無料で駐車場があり、申し込みもいらない気軽さも魅力の一つ。同センターによると、花を目当てに訪れる人が年々増えているという。

　高さ約６メートルの斜面一面にアジサイが植えられ、視野いっぱいに花が広がる場所もあり、写真を撮る人の姿が見られる。例年より開花が早いといい、見頃は６月中旬ごろまでを見込む。

　観覧は午前９時から午後５時まで。１７、１８の両日は解説付きで清掃工場やアジサイを巡るツアーなどを催し、地下鉄竹田、京阪中書島の両駅から無料バスを運行する。