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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Sun Apr 02, 2023 6:38 pm 記事の件名: 祇園甲部歌舞練場で7年ぶり「都をどり」 1日開幕を前に大ざらえ |
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耐震改修を終えた祇園甲部歌舞練場(京都市東山区)の新開場記念公演「都をどり」が1日、開幕する。前日の31日には大ざらえがあり、芸舞妓が7年ぶりとなる歌舞練場での舞を招待客らに披露した。
今年の演目「新華舞台祇園繁栄(あらたなるはなぶたいぎおんのさかえ)」(全8景)は早春の西本願寺や祇園祭の鷹山など京都ゆかりの風物が次々に背景に現れ、芸舞妓が四季折々の場面を情感豊かに表現する。
午後2時半すぎ、開幕を告げる「都をどりはー」「ヨーイヤサー」のかけ声が響くと、舞台両脇の花道からそろいの衣装とかんざしを着けた舞妓が一斉に登場。改修工事中の代替会場では花道は片側のみだったため、久しぶりの都をどり本来の演出に、約600人の観客から大きな拍手が送られた。
振り付けをした京舞井上流の井上八千代家元は「芸舞妓もスタッフも、皆さんが新開場公演に向けて力を寄せてきた。その総合力を見てほしい」と語り、初舞台を踏む舞妓の佳つ秀さん(17)は「今までで一番いい都をどりにしたい」と力を込めた。
4月1日〜30日。各日正午、午後2時20分、午後4時40分の3回公演。 |
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