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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Thu Mar 30, 2023 6:31 pm 記事の件名: 先斗町の「鴨川をどり」4年ぶり2部公演 オペラをアレンジした舞 |
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花街・先斗町の舞踊公演「鴨川をどり」のプログラム用写真撮影が29日、京都市中京区の先斗町歌舞練場であった。2部構成での公演は4年ぶりとなり、芸舞妓が晴れやかな表情で撮影に臨んだ。
今年は創演150年、184回目を迎える。第1部の舞踊劇「春の風 恋のいたづら」はモーツァルト作のオペラ「コジ・ファン・トゥッテ(女は皆そうしたもの)」をアレンジした平安貴族の恋の物語。揺れ動く女心や恋の空騒ぎを、花街ならではの演出で描く。
第2部の純舞踊「寿百五十年(めでたきはももにいそとせ) 先斗町 花の四季」は150年をことほぐ演目。桜の名所や嵯峨野を照らす秋の月など四季折々の京の風情をあでやかな舞で表現する。
プログラム用写真撮影には芸舞妓18人が参加した。3景の「御殿」では、桜を描いた背景の前などに立ち、舞扇の位置や体の向きなどを細かく調整しながらポーズを決めた。
昨年4月に店出し(デビュー)をした舞妓の秀澪さん(17)は「2部構成の舞台は初めてなので、稽古にきばらせてもろて本番に挑みたいです」と意気込みを語った。
鴨川をどりは5月1日〜24日に先斗町歌舞練場で催される。毎日午後0時半、2時20分、4時10分の3回公演。チケットは7千〜4千円。電話予約は4月1日から075(221)2025。 |
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