管理人 Site Admin
登録日: 2008.01.20 記事: 2538
|
日時: Tue Mar 14, 2023 6:18 pm 記事の件名: 京都で新選組総長・山南敬助しのぶ「山南忌」 天然理心流の演武 |
|
|
幕末の新選組総長・山南敬助をしのぶ「第17回山南忌」が、京都市中京区の壬生寺会館などで営まれた。奉納の舞や演武、霊山歴史館の木村武仁学芸課長による講演があり、約300人の愛好家らが見守った。
山南忌は新選組が屯所を置き、組幹部の山南が切腹した「旧前川邸」(中京区)を所有する田野一十士さんを中心とした実行委員会が催した。
奉納では、隊士が通った島原の葵太夫が「黒髪」を舞った。近藤も学んだ天然理心流や、北辰一刀流という剣術流派による演武もあった。
木村氏は講演で、幕末維新ゆかりの同館へ贈られたり、預かったりする新選組史料8点を紹介。近藤勇が金を借りた庄屋に贈った「詩書屏風(びょうぶ)」のエピソードのほか、副長・土方歳三の所用刀とされる「大和守源秀國」について、抜刀時に親指が当たる鞘(さや)の鯉口(こいぐち)が色薄くなっており、「土方は早く刀を抜くことに異常なこだわりがあったことを示す。斬り合いになっても有利になる」と語った。 |
|