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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Sat Jan 07, 2023 6:02 pm 記事の件名: 東山の祇園甲部で芸妓・舞妓の始業式 「おめでとうさんどす」 |
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京都の花街・祇園甲部の始業式が7日、京都市東山区であった。年頭の恒例行事で、黒紋付き姿の芸舞妓ら約100人が1年の精進を誓った。
正午からの開式に先立ち、正月用の稲穂のかんざしを挿した芸舞妓が午前11時すぎから会場の八坂倶楽部を訪れて「おめでとうさんどす」「相変わりませず、おたの申します」とあいさつを交わした。
伎芸を教える八坂女紅場学園の太田紀美理事長は「待ちに待った歌舞練場改修が完成して、涙が出るほどうれしい。多くの人に親しんでもらえるよう活用していきたい」と喜びを語った。成人式を迎える舞妓のまめ樹さん(20)は「今年中に衿替(えりかえ)する予定なので、芸事でも成長する1年にしたい」と笑顔を見せた。
始業式は非公開で行われ、3年ぶりにお茶屋と芸舞妓の成績優秀者をたたえる「売花奨励賞」の表彰が行われた。また、京舞井上流家元の人間国宝・井上八千代さんが地唄「倭(やまと)文(ぶみ)」を舞い新年をことほいだ。
例年7日に始業式を行う祇園東、先斗町、宮川町の各花街は簡略化して実施し、上七軒は9日に始業式を行う。 |
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