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登録日: 2008.01.20 記事: 2495
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日時: Sat Jan 07, 2023 5:58 pm 記事の件名: 茶道裏千家の初釜式始まる 「お茶の深み一期一会で伝えたい」 |
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新春をことほぐ茶道裏千家の初釜式が7日、京都市上京区の今日庵で始まった。新型コロナウイルス感染予防に心を砕いた昨年同様、来賓は迎えず、裏千家関係の役員や社中の代表者らのみを招いて、年始のあいさつを交わした。
午前9時、立礼(りゅうれい)席をしつらえた平成茶室聴風(ちょうふう)の間に、塚本能交・京都商工会議所会頭や放送作家小山薫堂さんら22人が参席。明治初期に十一代玄々斎が考案した点茶盤で、千宗室家元が丁寧に濃茶を練り、一人一碗ずつの各服点(かくふくだて)でふるまった。
床の間には、三代宗旦夫妻が卯年(うどし)元旦に年を重ねためでたさを詠んだ和歌の合筆の軸が掛けられ、今年100歳を迎える玄室前家元の祝いも込めた。干支(えと)や歌会始のお題にちなんだ道具も用いられ、穏やかな一年を祈った。
千家元は「(顔の見えない)デジタルの時代、人が触れ合うアナログのお茶の深みを一期一会で伝えていきたい」と語った。12日まで約1400人を招き、16〜19日には東京道場でも催す。 |
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