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藤原道長と紫式部「男女の関係あったのは事実だろう」 京都の名

 
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登録日: 2008.01.20
記事: 2484

記事日時: Mon Dec 05, 2022 6:31 pm    記事の件名: 藤原道長と紫式部「男女の関係あったのは事実だろう」 京都の名 引用付きで返信

 藤原道長と紫式部「男女の関係あったのは事実だろう」 京都の名誉教授推察

 朧谷寿・同志社女子大名誉教授による講演「藤原道長と紫式部」が、京都市上京区の同志社大で開かれた。紫式部が、摂関政治の全盛期を築いた道長の娘の中宮・彰子に仕えた背景や道長との個人的な関わりが語られた。

 朧谷さんは紫式部について、中下級貴族で地方官トップも務めた「受領(ずりょう)」の娘に生まれ、1001年に夫と死別した後、宮仕えしたと紹介した。彰子の周囲には、和泉式部や赤染衛門ら「同じ受領層に生まれ、とりわけ教養のある女性」もいて、道長によって選抜されたとみる。

 彰子の夫・一条天皇が寵愛(ちょうあい)した定子や清少納言のサロンに対抗するためで、彰子の近くで源氏物語などがつづられた。これら物語は宮廷内に加え、受領の娘の立場や体験も反映されており、「王朝文学は受領がどういう生活をしてきたかを把握しないと理解できない」(朧谷さん)とする。

 道長との関係は、紫式部日記からうかがえるという。日記は彰子が後の後一条天皇を産む1008年の秋頃からつづられ、道長と紫式部の歌のやりとりも記される。オミナエシの花に心情をにじませたり、道長が部屋の戸をたたいたのを無視したりしている。

 朧谷さんは「瀬戸内寂聴さんが『当然でしょう』とよく言っていたが、男女の関係があったのは事実だろう。最高権力者の道長とのつながりがあれば、一家の安泰も確かになった」と見立てた。

 講演は同志社大今出川キャンパスで開かれている企画展「源氏物語の世界 宮廷文化の余薫」(同大歴史資料館主催)の一環として10月30日にあり、約150人が聞いた。
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