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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Mon Nov 21, 2022 5:59 pm 記事の件名: 紅鮮やか青空と競演 京都・井手、大正池の岸辺に真っ赤な紅葉 |
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真っ赤な紅葉の間をのぞき込むと、青空が映った水面の先に浮御堂が浮かぶ。野鳥や虫の鳴き声が心地よく響き、木々の香りが鼻をくすぐる。
京都府井手町の大正池は、1953年の南山城水害で決壊した大正池と二ノ谷池の跡地に復旧された。貯水量22万トンの府内最大の農業用ダム池で周囲約2キロ。手を広げたような形をしている。
遊歩道を歩いていると、松の木にヒマワリの種が詰まったペットボトルがつるされていた。「リスが走り回っていますよ」と町野外活動センターを管理する職員。リスはペットボトルで遊びながら、種を食べるという。
池の周りにはバンガローやキャンプ場が設けられている。シーズンまっ盛り。週末は家族連れが訪れ、自然を満喫する。
来夏で南山城水害から70年。穏やかな自然の姿を胸に、災害から得た教訓といま一度、向き合いたい。 |
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