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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Tue Aug 02, 2022 4:25 pm 記事の件名: 生誕100年「清水九兵衞/六兵衞」展 |
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彫刻家で京焼の名跡、希代の作家を作品で回顧 生誕100年「清水九兵衞/六兵衞」展
彫刻家、清水九兵衞(1922〜2006年)であり、京焼の名跡、清水六兵衞の七代目でもあった希代の作家を回顧する「生誕100年 清水九兵衞/六兵衞」展(京都新聞など主催)が、京都市左京区の京都国立近代美術館で開かれている。彫刻と陶芸の両面から紹介する初の試みで、環境との調和を意識した彫刻などが並ぶ。同展は7月30日に開幕した。
名古屋市出身の清水は東京芸術大在学中、六代清水六兵衞の養子となり、陶芸の道に入った。日展で頭角を現したが、1968年に九兵衞を名乗り、主にアルミニウムを使った彫刻に転じた。81年に七代六兵衞を襲名。六兵衞と九兵衞の作品展を交互に開くなど、旺盛に活動した。
展示は京都の路地をイメージし平面と曲面を組み合わせた彫刻や、ゆがみや切れ込みが施された六兵衞の器物、陶とアルミを組み合わせた九兵衞・六兵衞ならではの作品を通じて、作家の足跡をたどる。9月25日まで。祝日を除く月曜と9月20日休館。有料。 |
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