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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Tue Aug 02, 2022 4:24 pm 記事の件名: 色とりどり芸舞妓「いつもおおきに」 京都の花街で伝統の「八朔 |
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芸舞妓が芸事の師匠やお茶屋に感謝の気持ちを伝える花街の伝統行事「八朔(はっさく)」が1日、京都市内であった。色とりどりの夏着物姿の芸舞妓が通りを行き交い、「お母さん、いつもおおきに」「暑い中、ご苦労さん」と互いを気遣う声が盛夏の街に響いた。
東山区末吉町のお茶屋では、芸舞妓が次々と訪れ「おめでとうさんどす」「相変わりもせず、おたのもうします」と丁寧に頭を下げ、出迎えた女将(おかみ)が一人一人にねぎらいの言葉をかけた。
新型コロナウイルス感染第7波を考慮し、一斉でのあいさつ回りを取りやめたり、少人数での行動を呼びかけたりと、花街ごとに感染対策を工夫した。
八朔は旧暦の「八月朔日(ついたち)」を指し、元は農家が豊作を願う習わしとされる。花街では新暦の8月1日に、日頃から世話になっている人を訪ねる風習として続いている。 |
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