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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Thu Jun 30, 2022 4:09 pm 記事の件名: 透き通るような白の大輪、涼誘う 京都・宇治の平等院で独自品種 |
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京都府宇治市宇治の平等院で、境内で出土した独自の品種である「平等院蓮(びょうどういんばす)」が今年も開花した。透き通るような白の大輪が涼しげに咲き誇っている。
平等院蓮は、1999年に行われた鳳凰堂前の阿字池の発掘調査で見つかった1粒のハスの種を発芽させた。透けるほど薄く、大きな花びらが特徴。2001年以降、毎年花を咲かせている。
今年は6月20日ごろから咲き始めた。花は早朝に開き、昼ごろまでに閉じるという。訪れた人たちは、朱色の鳳凰堂とのコントラストを写真に収めたり、少しマスクをずらしてハスの香りを楽しんだりしていた。
神居文彰住職は「花は人の心を潤してくれる。修学旅行生やみなさんにめでてほしい」と話した。境内には平等院蓮を含む15種類のハスの鉢が置かれ、見頃は7月末まで。拝観料が必要。 |
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