管理人 Site Admin
登録日: 2008.01.20 記事: 2543
|
日時: Sun Jun 05, 2022 5:36 pm 記事の件名: 「池田屋事件」の殉難者弔う 京都・三縁寺で159回忌の法要 |
|
|
幕末の京都で新選組の襲撃を受けた「池田屋事件」の殉難者を弔う法要が4日、京都市左京区岩倉の三縁寺で営まれた。159回忌には、新型コロナウイルス禍が落ち着き3年ぶりに関係者が参列し、志士たちに思いをはせた。
三縁寺は当時、三条小橋そばの池田屋近くにあり、事件で亡くなった志士を弔った縁で供養を毎年営んでいる。事件は元治元(1864)年6月5日、新選組が池田屋を急襲。肥後の宮部鼎蔵(ていぞう)や土佐の北添佶摩(きたぞえきつま)、長州の吉田稔麿(としまろ)ら急進的な尊王攘夷(じょうい)派の志士らが犠牲になった。
法要には、歴史愛好家でつくる京都歴史研究會や京都龍馬会のメンバーら12人が出席した。勝田良樹住職(59)が本堂で読経した後、参列者が墓前などで焼香し、哀悼の意を表した。
京都で活躍し、安政の大獄で投獄された梅田雲浜(うんぴん)の子孫、梅田昌彦さん(78)も参列し、「雲浜ゆかりの志士たちの法要に、3年ぶりに参列できてうれしい」と話していた。 |
|