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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Fri Jun 03, 2022 5:53 pm 記事の件名: 「京都薪能」3年ぶり復活 平安神宮で安寧祈り舞う |
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3年ぶりの「京都薪能」が1日、平安神宮(京都市左京区)で始まった。コロナ禍のため一昨年から2年連続中止だった初夏の風物詩の復活。京都の能楽師が結集し、「安寧を祈り舞う」をテーマに選ばれた能狂言4演目を披露した。
京都能楽会と市が主催し、1950年から続く恒例行事。中止は一昨年が初めてだった。今年は例年通り大極殿を背景にした舞台を特設し、正面や脇の客席から初日は1350人が楽しんだ。
夕暮れの中、平安を祈って神が舞う能「淡路」で幕開け。たいまつに火をともす「火入式」に続き、能「花筐(はながたみ)」で人を思う心をにじませ、鬼が登場する狂言「首引(くびひき)」、龍と虎が対決する能「龍虎(りょうこ)」で、笛や鼓の響きとともに夢幻にいざなった。
2日も午後6時開演。演目を変えて能「養老」「龍田」と狂言「福の神」、京を舞台にした能「小鍛冶(こかじ)」で締める。当日券あり。事務局075(754)0331。 |
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