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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Tue Dec 02, 2014 6:33 pm 記事の件名: 裏千家3世代そろい献茶 北野天満宮、秀吉に由来 |
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豊臣秀吉が1587年に催した「北野大茶湯」に由来する献茶祭が1日、京都市上京区の北野天満宮であった。裏千家の千玄室前家元と宗室家元、次男の敬史さんの3世代がそろって濃茶と薄茶を神前に供えた。
茶道の4家元2宗匠が輪番で献茶している。春につくられた碾(てん)茶を茶壺(つぼ)に詰めて寝かせた後、先月26日の「口切式」での開封を経てひかれたばかりの抹茶を用いて神前で点前する儀式。
まず、宗室家元が濃茶と薄茶を本殿に奉納した。続いて玄室前家元が練った濃茶と、敬史さんが点てた薄茶が秀吉をまつる境内の豊国(とよくに)神社に奉納された。
この日は、「菓匠会(かしょうかい)」の老舗が季節の飾り菓子を展示したほか、境内の各所に複数の茶席が設けられ、華やかな雰囲気に包まれた。 |
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