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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Thu Nov 18, 2021 4:35 pm 記事の件名: 秀吉の妻「ねね」の交友記す数々の手紙 秀頼からの礼状や秀忠と |
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豊臣秀吉の妻・北政所(ねね)ゆかりの品々を展覧できる秋の特別展「城主ねね」が、京都市東山区の高台寺で開かれている。晩年を過ごした同寺に伝わった義理の息子・秀頼や、豊臣をやがて攻め滅ぼす徳川秀忠からの手紙のほか、長浜城歴史博物館から出張展示される古文書など約40点が並ぶ。時に秀吉に代わって政治的な交友や差配に関わっていた一面を伝えている。
2024年のねねの400年遠忌に向けた皮切りとなる事業。
秀頼からの手紙は祝いの品々を受け取ったお礼状。「こんとの祝儀」と記され、1614年の大坂冬の陣で徳川方との和議を祝して送られたともいわれる。一方、秀忠の手紙も残り、幼少時に人質として一時預かった縁などから晩年まで親しかったことが分かる。
同博物館の出張展示品は、秀吉の長浜城主時代(1573〜82年)を中心にそろえる。築城の人足で住民を強制動員した文書や、秀吉を筆頭に寄進者を書き連ねた「竹生島奉加帳」(複製品)がある。奉加帳には正室ねねを示す「御内方」のほか、側室が生んだ子ともいわれる「石松丸」の名もやや後方に記されている。
有料。12月12日まで。午前9時〜午後10時。 |
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