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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Mon Dec 01, 2014 6:21 pm 記事の件名: “師走の華”顔見世開幕 京都・南座、東西大看板そろう一幕も |
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京に師走の訪れを告げる「吉例顔見世興行」が30日、京都市東山区の南座で開幕した。大看板や花形役者ら東西の歌舞伎俳優が出演し、23年ぶりに改修された真新しいひのき舞台に新たな歴史を刻んだ。
昼の部「仮名手本忠臣蔵 七段目」では、昨年けがで休演した片岡仁左衛門さんが大星由良之助役で登場。中村勘三郎さんの三回忌追善の演目で、息子の勘九郎さん、七之助さん兄弟が、それぞれ平右衛門、遊女お軽役ですがすがしい役者ぶりを見せた。
夜の部「忠臣蔵 九段目」では、人間国宝坂田藤十郎さんと松本幸四郎さんの東西の大看板が顔をそろえ、顔見世らしい一幕になった。着物姿の観客も多く見られ、劇場正面に飾られたまねき看板や芝居の絵看板などとともに「歌舞伎の正月」の華やいだ雰囲気を醸した。このほか、昼の部では「新口村」「魚屋宗五郎」、夜の部は「鳥辺山心中」など多彩な出し物が繰り広げられた。26日まで。 |
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