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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Mon Nov 08, 2021 4:10 pm 記事の件名: 住友家に伝来、珠玉の茶道具一堂に 泉屋博古館で展覧会始まる |
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住友家の当主が収集し、大切に受け継いできた茶道具を一堂にそろえた展覧会「伝世の茶道具―珠玉の住友コレクション―」(京都新聞など主催)が6日、京都市左京区の泉屋博古館で始まった。
15代当主友純(ともいと)(1864〜1926年、号・春翠(しゅんすい))を中心に、5代友昌(1705〜58年)、12代友親(ともちか)(1843〜90年)が集めた約90点を展示する。
小井戸茶碗「六地蔵」は、小堀遠州が京都の六地蔵で見いだしたことが銘の由来とされる。収集したものの披露することなくこの世を去った友親を思い、友純が友親の追善茶会で使った。茶会に向け、「六地蔵」にふさわしいものをとそろえた茶道具も並ぶ。
裏千家十一代玄々斎が友親の家督相続を祝い贈った茶杓や、八代又玄斎が友昌にあてた茶杓の添文などからは、家元との交遊を知ることができる。修復を経て美しくよみがえった釜や仕覆(袋)も見どころとなっている。12月12日まで。有料。 |
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