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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Fri Oct 01, 2021 4:29 pm 記事の件名: 大津・石山寺の「紫式部展」が再開 |
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「源氏物語」にちなむ寺宝を毎年春・秋に展示してきた「石山寺と紫式部展」が1日、1年3カ月ぶりに大津市石山寺1丁目の石山寺で再開。源氏物語の場面を描いた屛風(びょうぶ)や寺の学問の歴史を伝える経典など重要文化財9点を含む寺宝30点を展示する。
石山寺は紫式部が参籠して源氏物語の構想を練ったという伝承があり、関連する多くの寺宝を所蔵している。紫式部展を定期的に年2回開いてきたが、会場の展示収蔵施設「豊浄殿」の改修工事で、昨年6月末まで開いていた春季展を最後に休止していた。
今回の秋季展では、「桐壺」といった物語の12場面を1双に描いた「源氏物語図屛風」(江戸時代)から、紫式部が執筆に用いたと伝わるすずりまで幅広く展示している。
東京大などの研究者でつくる文化財調査チーム「石山寺文化財綜合調査団」の結成50年を記念したコーナーも。重要文化財「金光明経(こんこうみょうきょう)」(平安時代)など寺が収蔵してきた経典などを展示し、学僧たちが活躍した「学問の寺」としての歴史にも光を当てている。
12月12日まで。無休。午前10時〜午後4時。中学生以上300円。 |
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