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京友禅の老舗「千總」手掛けた法衣を発見 江戸期の制作、貴重な

 
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登録日: 2008.01.20
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記事日時: Sat Aug 28, 2021 4:44 pm    記事の件名: 京友禅の老舗「千總」手掛けた法衣を発見 江戸期の制作、貴重な 引用付きで返信

 京友禅の老舗「千總」(京都市中京区)がかつて手掛けていた法衣とみられる着物が、兵庫県姫路市の真宗大谷派寺院・姫路船場別院本徳寺などで見つかった。同社は江戸時代に法衣商を営んでいたが、納入後の現物の確認は初めて。先人たちの仕事を伝える貴重な史料で、調査に携わった千總文化研究所は「法衣商としての千總の歩みの一端を知ることができた」と喜ぶ。

■多彩な視点でさらなる研究を

 本徳寺が所蔵する法衣類は、同朋大(名古屋市)が中心となって調査研究が行われている。着物を保管する際に包む「たとう紙」も多数見つかり、うち20点ほどに千總の前身である「御装束師 千切屋惣左衛門」の印が押されていた。

 千總文化研究所の加藤結理子所長らが一昨年と昨年に本徳寺を訪ねて現物を確認。たとう紙だけで中身のないものや、中身とたとう紙が合っていないと考えられるものを除き、日常の法要で身に着ける「五条袈裟(けさ)」や公家装束に由来する上衣「小道服」など13点は千切屋総左衛門が制作した可能性が高いことが分かった。最も古いものは文政年間の1828年の日付があった。

 さらに昨年秋、真宗大谷派の門首の一族が所有する法衣からも千切屋惣左衛門が納めたと考えられる法衣10点ほどが見つかった。

 千切屋惣左衛門は1669年に法衣商を創業。東本願寺の御用商人を務め、梶井門跡(現三千院)などへも法衣を納めていた。千總には法衣の制作に関わる古文書や図案が伝わるが、現物については未納入の数点が社内にあるものの、納入後の法衣は見つかっていなかった。

 発見された法衣と千總が所蔵する図案を照合したところ、図案と実物の法衣が完全に一致すると思われる事例は1点のみ。加藤所長は「注文のたびに図案を一から作っていた可能性があり、制作工程のさらなる研究が必要」と話す。

 千總が法衣制作に携わっていたのは明治時代後半ごろまで。加藤所長は「法衣の研究は、染織史や宗教文化史など学際的な視点が欠かせない。多くの方の声を聴きながら、一つずつ解明していきたい」と話している。
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