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　京都府笠置町の活性化に取り組む企業などで構成する「笠置・青もみじプロジェクト実行委員会」は６月２６日から、笠置山もみじ公園で夜間ライトアップを初めて行う。青紅葉とコケがうっそうと生い茂る幻想的な緑の世界を楽しめる。

　ゴールデンウイーク後の閑散期の起爆剤として５月中旬からの開催を企画していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて時期を変更した。

　笠置寺境内にある笠置山もみじ公園は紅葉の名所として知られ、毎年秋にライトアップを行うが、新緑の季節は初めて。特産品開発やショップ経営などを手がける「笠置まちづくり」の松江仁社長は「梅雨の時季になったが、見上げても緑、見下ろしても緑という空間を楽しんでほしい。密にならない状態をつくって開催したい」と語った。

　笠置寺の午後５時以降の入山は無料で、ライトアップは同６時から９時。期間中はコケ玉作りや歴史物語を聞く会などのイベントもある。問い合わせは笠置まちづくり０７４３（９５）２０８８。