情報掲示板

[管理人]

　京都市東山区の東福寺塔頭・勝林寺で、手水舎に花を飾る「花手水」が青モミジに映え、初夏の訪れを告げている。

　勝林寺では数年前から花手水を飾り始め、風情ある景観が人気に。現在は宇野虓堂住職（４３）が季節の花を週２回飾り付けており、１１日はアジサイやダリアが境内に彩りを添えた。

　新型コロナウイルス感染拡大後はオンラインでの情報発信も強化し、写真共有アプリ「インスタグラム」では境内の様子を不定期でライブ配信している。オンラインの御朱印授与も手掛けており、受け取った人が写経を送り返すことで、遠くから拝む「遙拝（ようはい）」ができるという。宇野住職は「暗いニュースが多い中、花を見て明るい気持ちになってもらえたら」と願う。同寺のインスタグラムアカウント「ｋｙｏｔｏ＿ｓｈｏｕｒｉｎｊｉ」。