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登録日: 2008.01.20 記事: 2543
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日時: Fri Oct 10, 2014 5:39 pm 記事の件名: 「玉の輿」桂昌院ゆかりの古文書を複製、京都・今宮神社が初公開 |
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「玉の輿(こし)」で知られる3代将軍徳川家光の側室、桂昌院(けいしょういん)=1627〜1705年=ゆかりの古文書など3点が高画質のデジタル技術で複製され、所蔵する今宮神社(京都市北区)が9日、例大祭に合わせて初めて公開した。
桂昌院は京都・西陣の八百屋の出。家光に嫁いで5代将軍綱吉を産み、従一位まで上り詰めた。別名は「お玉の方」で「玉の輿」の代表格ともいわれる。今宮神社では、社殿を造営し社領を寄進した中興の祖としても名高い。
複製された古文書3点のうち「正月三節会(さんせちえ)御膳供進之次第」(元禄3年)は、桂昌院が正月、神前に供えた料理を記録したと伝わる巻物。銀の食器に乗せたザクロやユズなどが、長さ約10メートルの越前和紙に色鮮やかに描かれている。富士ゼロックスが実物の巻物をデジタル撮影して色調を補正し、特殊なつや出しインクを使ってコピーした。佐々木従久(よりひさ)宮司(60)は「本物と違わぬ複製。氏子の方々に神社や祭礼を身近に感じてもらえるのでは」と話している。 |
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