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登録日: 2008.01.20 記事: 2542
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日時: Mon Sep 08, 2014 5:43 pm 記事の件名: 藤原定家「明月記」に記録の超新星や最新の宇宙紹介 京大総合博 |
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鎌倉時代の歌人、藤原定家(1162〜1241)の日記「明月記」(国宝)に記された超新星の記録や最新の天文学の研究成果などを紹介する特別展「明月記と最新宇宙像」が、京都大総合博物館(京都市左京区)で開かれており、多くの天文ファンらが訪れている。10月19日まで。
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特別展では、陰陽師の安倍一族によって観測された超新星について記した「明月記」の内容や、日本の天文学の発展に貢献した京都大花山天文台の初代台長、山本一清氏が使った望遠鏡など近年の研究者ゆかりの品々を紹介。今月17日から28日までは「明月記」の実物を展示する予定。
このほか、土曜日と日曜日には、最新の宇宙の様子を立体的に映し出す「4次元デジタル宇宙シアター」の上演もあり、宇宙旅行の気分を楽しめる。
ボランティアで特別展の案内役を務めている同大大学院1年の広瀬公美(くみ)さん(23)は「宇宙の研究が脈々と受け継がれていることを知ってもらい、多くの人が天文学に興味を持ってくれたら」。
展示を見学した同市北区の会社員、前田皓明さん(25)は「千年前の書物に、すでに超新星の記録があるとは驚いた」と熱心に資料に見入っていた。
入館料は一般400円、大学・高校生300円、小・中学生200円。問い合わせは同館(電)075・753・3272。 |
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