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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Tue Sep 02, 2014 6:52 pm 記事の件名: 舞妓、故郷福島で感謝の舞へ 京都・祇園甲部の恵里葉さん |
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福島市出身で祇園甲部(京都市東山区)の舞妓、恵里葉さん(19)が11月下旬、郷里の福島県の仮設住宅などを訪れ、被災者らに舞を披露する。舞妓に憧れて京都にやって来たのは、東日本大震災が発生する3日前。恵里葉さんは「被災者を元気づけることができれば」と話す。
訪問を橋渡ししたのは、福島県浪江町出身の岡部正則さん(66)=西京区。所属するNPO法人ニッポン・アクティブライフ・クラブの支援活動で東北を訪れた際、「舞妓を見てみたい」と被災者から聞かされたのがきっかけ。福島県出身の舞妓が祇園甲部にいると聞き、置き屋を通じて打診した。恵里葉さんは二つ返事で快諾した。
計画では、恵里葉さんは11月29日に同県二本松市で開かれるイベント「復興なみえ町十日市祭」に出演して舞を披露するほか、翌日には、福島第1原発事故で浪江町から避難した人が暮らす福島市笹谷の仮設住宅を訪れ、交流会に参加する。出身地である同市飯坂町にも帰り、夢をかなえた舞妓姿を披露する。
岡部さんは「3年半近く仮設住宅に入居している人もいて、皆さん疲れ切っている。何とか手助けできれば」と期待を寄せる。
恵里葉さんは「福島が元のように活気づいてほしい。舞で何かしら力になれることがあればうれしい」と、帰省を心待ちにしている。 |
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