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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Wed Jun 26, 2019 4:20 pm 記事の件名: 夕涼み、花街で乾杯 京都・宮川町ビアガーデン、来月15日から |
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京都五花街の一つ、宮川町歌舞練場横の特設会場(京都市東山区)で、今年も祇園祭前祭(さきまつり)の宵々山(よいよいやま)にあたる7月15日からビアガーデンが行われる。花街文化に触れることのできる絶好の機会となるため、昨年は期間中に約5300人が訪れた。
五花街のビアガーデンは上七軒(上京区)が昭和30年代から実施。宮川町では53年を最後に途絶えていたが、平成26年に宮川町地域振興会の主催で夏祭り行事として36年ぶりに復活させた。
今年は7月15日〜8月31日(7月28日と8月15、16日は休み)の45日間。
芸舞妓(まいこ)4人が、テーブルを回ってあいさつするほか、特設ステージでは舞を披露する。白塗りに振り袖とだらりの帯という見慣れた格好ではなく、薄化粧に涼しげな浴衣姿での舞は、ビアガーデンならではと楽しみにする人が多い。
6回目となる今年は、料理店2店が新たに参画し、京料理をはじめ寿司やフレンチなど計11店が日替わりで、ハモを素材にしたさまざまな料理を提供する。
期間中は灯籠約150基が宮川町の石畳を照らし出すほか、7月16日の宵山には祇園祭前祭の綾傘鉾(あやがさほこ)が歌舞練場前で「棒振り囃子(ばやこ)」を奉納する。舞妓の君萌(きみ・もえ)さん(17)は、「お酒とお料理で宮川町の夏を涼しんでおくれやす」と話す。
午後6時から(飲み放題・弁当付き1人7千円)と8時から(同・オードブル付き1人5千円)の各1時間半の2部制で、各回定員は約70人。問い合わせは宮川町お茶屋組合(075・561・1151)。 |
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