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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Tue Jun 25, 2019 4:35 pm 記事の件名: 花弁40センチまるでリボン 世界で最も花の長い植物が開花 |
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世界で最も花の長い植物として知られるラン科の「パフィオペディルム・サンデリアヌム」が、府立植物園(京都市左京区)で初めて開花した。長さ約40センチのリボンのような花弁が風に揺れ、訪れる人の目を楽しませている。
マレーシア原産で、ボルネオ島ムル山の固有種として1885年に発見された。20世紀に入り、絶滅したと考えられたが1978年、再発見された。
和名を「オバケトキワラン」といい、赤茶色と黄緑の縦じまが入った約10センチの花が咲いている。赤茶色の2枚の花弁がよじれながら、下に垂れ下がる姿が特徴的だ。
同園では、観覧温室で昨年2月から育てる。繁殖や栽培が難しく過去に数回、枯死し開花に至らなかったという。同園によると、花は7月上旬まで楽しめる。 |
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