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登録日: 2008.01.20 記事: 2492
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日時: Wed May 29, 2019 7:17 pm 記事の件名: 巨椋池由来の希少ハス、ナショナルコレクションに認定 |
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宇治市植物公園(京都府宇治市広野町)が保有している「巨椋池由来のハス」がこのほど、貴重な植物を後世に伝える日本植物園協会「ナショナルコレクション」の認定を受けた。全国3例目で、同園は「うれしい一方でプレッシャーもある。しっかり保存していきたい」としている。
巨椋池は古くからハスの名所として知られていたが、昭和初期に干拓で農地になった。1960年代からハスの愛好家らが多様な品種の収集に動き、同園でも99年から栽培してきた。
認定制度は、日本の貴重な植物を守り、後世に伝えるのを目的とし、2017年に始まった。今回認定されたのは、同園のハス54品種。紅や桃、白といった花の色や形は豊富で、「巨椋の炎」「国道24号」「ニギリメシ」など品種名も多彩という。認定は昨年末に受け、今月23日に東北大で授与式が行われた。認定期間は23年までの5年。
現在62品種に増えて90鉢育てており、園内の修景池付近などに置いている。6月下旬から順次開花し、7月下旬まで楽しめる。7月20、21日には午前7時開園の「観蓮(かんれん)会」があり、20日午前9時半から同園職員が記念講演をする。市植物公園0774(39)9387。 |
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