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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Sun Apr 14, 2019 8:24 am 記事の件名: 京都の空から見た夜桜150種450本、宵闇照らす桜色の濃淡 |
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薄紅や白い花が満開の木々を、温かな光が照らす。桜をライトアップする京都府立植物園(京都市左京区)の夜間開園で、「桜林エリア」を空から撮影した。暮れゆく古都の町の灯を望み、緑色に光る温室と対照的な濃淡ある桜色が、鮮やかに浮かび上がった。
ライトアップは、市民の要望などで2006年に始まった(今季は7日に終了)。正門から入ると夜桜がパノラマ状に広がり、入園客が思わず感嘆の声を上げる。静かにゆっくりと観賞できると好評で、連日多くの人が訪れた。
開花時期が異なる150種、450本の桜が植わり、品種によっては4月下旬まで楽しめるという。八重咲きで淡いピンク色の「大原渚(なぎさ)桜」や、花が星形に見える「高桑星桜」など、珍しい品種もある。
昨秋の台風で、樹齢50年を超えるソメイヨシノが約20本倒れるなど被害を受けた。抜けた場所に植えられた高さ3メートルほどの成木は今春、しっかり花をつけた。来園者を楽しませる桜花の景色を織りなしていく。 |
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