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登録日: 2008.01.20 記事: 2533
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日時: Mon Mar 25, 2019 4:55 pm 記事の件名: 桜の季節、間に合った - 2年ぶり 国内で現役最古/吉野山ロープ |
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桜の開花を前に、平成29年4月の事故から運休していた吉野町の「吉野山ロープウェイ」が23日、ほぼ2年ぶりに運行を再開した。観光客はまばらだったが、国内では現役最古のロープウエーの再開を待ちわびた人たちの笑顔が広がった。
ロープウエーは麓の近鉄吉野駅近くの千本口駅と吉野山駅を結ぶ。桜のシーズンには約30万人が吉野山を訪れ、約8万人がロープウエーを利用する。
事故は一昨年4月下旬に発生、上りと下りの2基のゴンドラが停止位置で止まらず、停留所の設備に衝突した。けが人はなかったが、ロープウエーはその後運休していた。
運営会社の吉野大峯ケーブル自動車(吉野町丹治)などによると、摩耗したワイヤや劣化した滑車などの設備を修理し、今月18、19日に国土交通省近畿運輸局の保安検査を受けた。
同局によると、設備のほか、人員を含めた運行体制や緊急時の対応などにも、法令上の問題はなかったという。22日に同社が運行再開を同局に届け出た。
始発は29日までは午前9時20分、30日〜4月4日は同8時20分となる。5〜16日は夜間帯で運行数を増やす。運賃は片道大人450円、小人230円。
吉野町文化観光交流課によると、吉野山の開花予想(22日現在)は下千本付近が31日で満開が4月6日。例年4月10日前後に見ごろを迎えるが、昨年同様1週間ほど早まる見込みという。 |
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