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登録日: 2008.01.20 記事: 2538
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日時: Tue Jan 15, 2019 4:26 pm 記事の件名: 初春のよろこび朗々と 京都・冷泉家で歌会始 |
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平安時代からの和歌の伝統を受け継ぐ歌道宗家・冷泉家の歌会始が14日、京都市上京区の冷泉家住宅で開かれた。門人ら約70人が集い、初春のよろこびを込めた和歌を朗々と詠み上げ、新年をことほいだ。
藤原俊成、定家を遠祖とする冷泉家の恒例行事。狩衣(かりぎぬ)姿の第25代当主冷泉為人さんと袿袴(けいこ)をまとった女性6人が披講の儀式に臨んだ。今年の兼題は「早春野辺(そうしゅんののべ)」で、当主夫人の貴実子さんの「さゆる風去年(こぞ)となりけり春立ちてかすみたなひくみとり萌(も)ゆ野辺」など9首を独特の節回しで詠み、門人たちが唱和した。
続いて、即興で和歌を詠む当座式では「枯野(かれの)」の題が出され、門人たちが厳かな表情で筆を手に、和紙に向かっていた。 |
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