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登録日: 2008.01.20 記事: 2542
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日時: Sun Feb 11, 2018 4:56 pm 記事の件名: 京都・福知山城に日本三大桜植樹へ 車窓からも一望 |
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福知山城一帯の桜の再興活動の一環で、京都府福知山市と住民有志が3月、日本三大桜の一つで岐阜県で生育する「淡墨桜(うすずみざくら)」の苗木20本を、城跡の伯耆丸公園(同市岡ノ)に植樹する。天守閣が眺められる公園で、JR山陰線の車窓からも望め、観光誘客につなげる。
城の本丸周辺には、かつて約120本が生育し、花見客でにぎわった。その後、大雨による斜面補修などで減り続け、市民らの「お城に花を咲かせましょう実行委員会」が昨年2月、植樹を開始。コンサートで市内を訪れたシンセサイザー奏者の喜多郎さん(65)が、東日本大震災の被災地域に淡墨桜などの植樹を行う「郡上・桜守の会」(同県郡上市)を紹介した。
淡墨桜は、エドヒガンザクラという品種で樹齢1500年以上。国の天然記念物で、散り際に淡い墨色を帯びるのが特徴で、高さ約16メートル、枝ぶりは東西27・6メートルにおよび、日本三大桜の一つと称賛される。3月に贈られる苗木は、岐阜県の育種場で育てられた高さ約2メートル〜2・5メートル。市には昨年10月、同会から同県の別の桜の苗木6本が寄贈され、城の西側などに植えられた。
3月26日に喜多郎さんや桜守の会のメンバーらを招いて植樹式を行う。市都市計画課は「寿命が長い木なので大きく育ってほしい。電車からも見える場所なので、桜が観光資源になれば」と期待する。 |
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