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記事日時: Mon May 04, 2015 7:02 am    記事の件名: 平等院のフジ、3年ぶり満開 老樹再生、鳳凰堂に彩り

 京都府宇治市宇治の平等院で、約280年の樹齢を重ねた名物のフジの花が3年ぶりに満開となった。一昨年に枝やつるを大規模に切り落とし、老樹の再生を図っていた。「平成の修理」を終え、きらびやかによみがえった鳳凰(ほうおう)堂(国宝)に、淡い彩りを添えている。

 鳳凰堂北側にある藤棚に4株植わり、毎年5月初旬に地面に届くほど立派な花房が無数に垂れ下がっていた。しかし近年は伸びたつるが絡み合って花が育たないことが多く、酷暑や豪雨で根も傷んでいたため、56年ぶりの鳳凰堂の修理に合わせて「集中治療」に踏み切った。

 平等院は樹木医の指導をもとに、異なる株の枝やつるが干渉するのを避けるため、大胆に剪定(せんてい)。通常は1万5千〜2万個ある花芽の大半を切り落とし、1500個程度に減らした。根を元気にするため土壌改良も行った。

 再生したフジは現在、最も見頃を迎えている。回復途上のため花の数は1万個ほどだが、薄紫に染まった藤棚を拝観者が絶えず写真に収めている。平等院の宮城宏索事務局長は「順調に再生しており、来春には元の姿に戻りそう」と話す。

 フジの花は3日ごろまで楽しめるという。

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